ようこそ、福井へ。
チェックインが遅くなっても、
このお店だけは、まだやってます。
・夜遅くでも食べられる、手づくりごはん
・旅人にも人気の「深夜食堂カレー」
・書き残したくなる、ことばノート
・ちょっと話したくなるマスターがいます
深夜0時半、週末は深夜3時まで(2時30分までにご入店ください)
福井駅から徒歩約8分
Googleマップで「深夜食堂 福井」と検索ください。

観光地のど真ん中にある店ではありません。
福井の中心街から少し外れた通り、
わざわざ目指して来ないとたどり着けないような場所に、
ぽつんと灯りをともしている、それが「深夜食堂」です。
地元の特産品をこれ見よがしに並べることもなく、
ごくふつうの食事やつまみを、ふつうに出しています。
食べたいものをつくって、飲みたいものを飲んで、
あとは、話したい人と話すだけ。
店の中は、マスターの趣味でごった返し。
整っているとは言えませんが、
誰も気を張らなくていい空気が、そこには流れています。
あるお客さまが「大学のサークルの部室みたい」と言っていたのが、
妙にしっくりくる表現でした。
不思議なことに——
地元の常連さんと、はじめて来た地元の方、
それから県外からのお客さまの割合が、ほぼ同じくらいなんです。
きっと都会の喧騒に疲れた方には、
こんな“気をつかわなくていい夜”が、ちょうどいいのかもしれません。
マスターももう60歳。
今さらカッコつけるつもりも、媚びる気もありません。
好きなように店をやって、
好きなようにお客さまと話をしているだけです。
でも、それがいいと言ってくれる人たちが、
今日も暖簾をくぐってくれます。
ひとりでふらりと訪ねてくれた方には、
ちょっとだけマスターから声をかけます。
他のお客さまと自然につながれるように——
それがこの店の、小さなルールです。
「どこにも属していないけど、どこかに居場所がほしい」
そんな夜には、どうぞこの店を思い出してください。
ビールのラインナップは、マスターが若い頃流行った、
バブル期の定番のバドワイザーやコロナ、ハイネケンなど9種類、
アメリカ映画のようにビンの直飲みスタイルです。
日本酒は福井の地酒のみで9種類、これもまたマスター好みの勝手なチョイス。
お客さまに書いたり読んだりしてもらうための
「深夜食堂ノート」には、来店客の思い出が刻まれています。
わざわざ、こんな店に足を運んでくださったお客さまとのご縁は、簡単には壊れません。
ガッチリと心に傷跡を残します😆。
カレーは割と自信作で、多くの方からご支持をいただいてます。
カレーの食べ方として、カレーライスはもとより、カレーうどん、カレーパスタ、カレーそうめんがあり、
酒のつまみとしてのカレールーのみもご用意できます。
毎日用意するのは、麻婆豆腐。これまたトマトの風味が聞いた味で、つまみにも丼にもいけます。
また、冬限定で、おでんも人気です。マスターがよく染みたものが好きなので、
大根なんかは特にじっくりと煮込んでます。
福井でよく食べられる厚揚げは、
定番の青ネギポン酢に、ニンニク醤油焼き、味噌チーズ焼き、麻婆厚揚げの4種をラインナップ。
漫画やドラマの「深夜食堂」をご存知の方ならわかる「タコさんウインナー」は当店ならではの、
最もよく出るおつまみです。
こんなお店ですが、興味を持って下されば、ぜひ一度足をお運び下さい。
毎日何かしらのお通しを用意して、お客さまのお越しをお待ちしております。